いつになったら・・?
こんにちは、hirameです。
夫のオットには「めー」と呼ばれています。
この度、ハハになりました。
レッツゴー産婦さん ②
無事に出産を終え、幾つかの想定外の出来事にショックを受けたものの、オットと2人きりで話せたことで少し落ち着きを取り戻せました。
20時半になる頃に看護師さんが回診に来て、オットが帰って行きました。
入院中の回診は、
検温と血圧測定、子宮の状態をお腹の上から触診。浮腫、乳房や乳頭の状態も確認しました。
すでに胸が張ってきていたので、マッサージもしてくれたのですが、まぁー痛かったです。
乳首取れるんじゃないかと思いました(笑)
それから、トイレ(大小)の回数も聞かれます。
実は、出産後に分娩台で管を入れて溜まった尿を取ってもらっていたのですが、私の場合はこの時点でもまだ寝たきり状態なので、就寝前に再度取ってもらいました。
そして何より、会陰切開の傷が痛い。
座れない原因の半分はこのせいでした。
オットがいる間に円座もチャレンジしましたが、めまいがするのと手足がガクガクしてチカラがうまく入らない上に、円座があっても痛くてまっすぐ座れないので、危ないからやめておこうという話に(笑)
結果、横向きで寝てベッドを起こすカタチに。
そして、この夜の最後の悲劇。
お産直後は興奮状態にある為に眠れなくなるケースが多く、睡眠導入剤を使用することも少なくないそうなのですが、元々は低血圧の私の血圧が、上がり過ぎてチョット危ない数値になっていたらしく。
睡眠導入剤は今夜は出せない、ということに( ̄◇ ̄;)
案の定、というか全く眠れずに朝を迎えました・・・
そして母乳の準備なのか、夕食を食べたのに腹ペコで、出産時用に持参していたカロリーメイト的なやつをクローゼットのカバンまでどうにか取りに行ったのを覚えています(笑)
翌日は7時頃に看護師さんが来て検温、
8時頃に朝食が運ばれてきて、
9時過ぎには、傷の消毒と内診(超音波)をする為、病室(2F)から診察室(1F)へ来るように言われたのですが、前日に出産した方・私の数時間前に出産した方がスタスタ歩く中、ゾンビのように足を引きずり進む私( ̄◇ ̄;)
エレベーター正面の部屋で、呼び出しは一番初めだったのに待合室に着いたのは最後でした(笑)
そして「夕方になったらシャワーしても良い」と言われて一安心。
なるべくゆっくり休んで、とも言われました。
このときに、「マタニティパジャマにポケットがあるのが何故、便利なのか」を知りました。ナプキンと、部屋にある貴重品BOXの鍵、ケータイを持ち歩くのに便利だったのです。ナルホドねー。
そして部屋に戻るとドアが開いていて、不思議に思って入ってみると、
中には見知らぬオバサマが!?
9〜10時頃に、部屋の清掃をしてくれるそうです(笑)
トイレも洗面台も、昨夜暗闇でこぼしたカロリーメイト的なやつも、すっかりサーっとキレイにしてくれました。
この時かなり無理して歩いたので、また足がガクガクしてしまい、お昼頃までぼんやりベッドで横になりましたが、なかなか寝付けずに実母にメールで連絡を入れたり、オットと連絡を取ったりしていました。
寝れていないからか、横にはなってもほとんど回復した感じもありませんでした。
その後12時頃に昼食が運ばれてきたものの、座るのに手間取ってなかなか食べられず、食べ始める頃にはほとんど冷めてしまう始末。
↑今思えば何でそんなに頑張って我慢したんだろう?(その1)
ナースコールして座るの手伝って貰えば良かった。
なんとか食べ終わって、処方されていた薬を飲んで、お腹が痛くてまた横になる。
子宮の戻りをよくする、収縮を促す薬があったのですが、私は元々戻りが良かったのか、生理痛のキッツイやつみたいなのが薬を飲むとさらに強まるという状態でした。
↑今思えば何でそんなに頑張って我慢したんだろう(その2)
飲んで痛みがひどく増すなら無理に飲まなくていい、と説明はあった。
14時になってやって来たオットの顔を見て少し泣いたり弱音を吐いて落ち着いたところで、子に会いたくて新生児室まで歩こうと支えてもらうも、エレベーターあたりで限界で、また無理をして疲れ果てる。
↑今思えば何でそんなに頑張って我慢したんだろう(その3)
歩けないなら車椅子借りたり、子を連れてきて貰えば良かった。でもそんな柔軟な発想はなかった(^◇^;)
そして15時半頃に義実家ファミリーが3人でお見舞いに来てくれて、オットがイスを借りてきてくれた。
でも3つしかなかったので、オットにはベッドの足元に座ってもらい、私も寝転がったままでは悪いと思い円座でベッドに座っていた。
↑今思えば何でそんなに頑張って我慢したんだろう(その4)
めまいは多少落ち着いてきてはいたが、体や傷が痛いのに変わりはなかったし、足がダルくて辛かった。子の顔を見ていないので、誰に似てるとか、よく寝てる、なんて話題は応えにくく、しかも起きていても全く眠れていないので始終ぼんやりしていて特に他の会話にもほとんど入れなかった。むしろ横になりたいと、ひとこと言えれば、みんな帰ったろうに。
17時になる頃、オットがシャワーに行けることを覚えていてくれて、夕食前に行くように声をかけてくれた。
危なっかしいからとシャワー室の前まで送ってもらう(笑)
なんとかシャワーは済ませるも、長時間は立ったままいられないのでドライヤーは断念。
退院時のアンケートに部屋にドライヤーが欲しいと記入したところ、2度目の出産時は部屋にありましたー(^^)
18時、夕食と夜食のデザートが運ばれてきて、こどもの日だったので柏餅とフルーツでした。食べ終わる頃に義実家ファミリーは帰宅。
個室内以外では禁止だったのですが、見送りに部屋を出たオットが看護師さんのいないスキにガラス越しに子の写真を撮ってきてくれて、2人でニヤニヤ写真を見ました(^^;)
そして20時オット帰宅。
その日は結局眠れず、出産直後の失神のような仮眠(笑)を除けばかれこれ50時間は起きているので、夜(産後1日目)の回診で事情を話し、血圧は落ち着いていたので
「今夜も眠れなければ睡眠導入剤を」
ということになって、夜中1時を過ぎてからナースコールで持ってきてもらいました(笑)
↑今思えば何でそんなに頑張って我慢したんだろう(その5)
眠れなかったら下さい、じゃなくてこの時点で貰えば良かった。眠るためにひとまず頑張ることに意味はない、と今ならわかる(^◇^;)
と、こんな具合に失敗・反省点が1日目にしてゴロゴロ。
でもその時は
「なんでこんなに辛いんだろう?もっと頑張ってなんとかしなくちゃ!」
が正解だと本気で思い込んでいたから、自分が我慢するのが当たり前でした。
唯一、頑張って堪えて今役に立っていることは当時の流れや病院でのこと、設備や使ったものなど、オムツの枚数まで!事細かに書き残していたこと。
2人目が産めるならまたこの病院がいい!と出産前から思っていたので、準備に役立つであろうと、覚えている限りのあらゆることをメモしまくっていました。
これが練習になったのか、子の育児ノートは簡潔なマークや略語で書かれてはいるものの、あらゆることが細かく読み取れるものとなりました。まぁ、男子なのでお嫁さんの役に立てばラッキーくらいな思い出アイテムに過ぎませんが。
まずは産後1日目終了。
退院まであと4日!
つづく。